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河内長野市 葬儀 情報|葬儀における 会葬返礼品 / 香典返しについての知識

 

会葬返礼品(会葬御礼)、香典返し

葬儀・通夜の返礼品は

香典返しとはどのように違うのか、

どんな物を用意すればいいか、

いざ準備しようとすると

分からないことが多いものです。

今回の記事を読んで、

返礼品の基本的な知識を身に着けておきましょう。

 

目次

会葬返礼品(会葬御礼)とは 

会葬返礼品の注意点 

香典返しとは 

香典返しを渡すタイミング 

種類や相場 

香典返しと忌明けの挨拶状 

香典返しの「のし」について 

香典返しに適した包装 

 

 

会葬返礼品とは

会葬返礼品(会葬御礼)とは、その名称が示す通り、

葬儀にお越しくださった方々に

感謝の気持ちを込めてお渡しする品で、

通夜の弔問客用の「通夜返礼品」と、

告別式の参列者用の「会葬返礼品」

とがあるとされます。

会葬返礼品は「お越しくださってありがとう」

という意味合いの品ですので、

香典をいただいていない場合でも、

通夜や告別式の当日お越しくださった

全員に渡します。

 

会葬返礼品の注意点 

会葬返礼品には必ずお礼状(挨拶状)

を添えるのがマナーです。

また、宗旨・宗派により異なるほか、

近年では考え方の変化に伴い

全体的に減少傾向でもありますが、

清め塩が添えられる場合もあります。

会葬返礼品は、

お越しくださった方全員にお渡しするもののため、

予想される人数ギリギリの数しか用意していないと

慌てることになるので、ある程度の余裕を見て、

多めに用意しておいた方がいいでしょう。

会葬返礼品の準備には、

葬儀社によって50~100個の買取の場合と

弔問・会葬に来られた人数分で済ませる

買取なしの二つのパターンがあります。

愛華ホールでは、できる限りお客様の負担を

軽減するために、無駄のない、

ご利用いただいた分のご請求となります。

 

香典返しとは

香典返しは、お香典をいただいた方に

対するお礼として渡す品です。

一般的に、通夜・葬儀や告別式において、

香典、お供え物を頂いた場合、

また香典返しを「即日返し」で行った場合でも、

いただいた香典が高額だった場合は、

忌明けに香典返しを行います。

会葬返礼品同様に、

香典返しにもお礼状を添えるようにします。

 

香典返しを渡すタイミング 

香典返しを渡すタイミングは

宗教によって様々ですが、

仏教の場合、昔から広く採用されているのは

四十九日の忌明け後です。

この場合、お香典へのお礼の言葉に加え、

忌明けの法要を滞りなく営んだ旨の報告が

お礼状に書かれます。

このように、忌明けの報告を兼ねて

贈られることが一般的です。

浄土真宗では亡くなった人は

即成仏すると説かれているため、

四十九日の概念がない

浄土真宗の門徒が多い地域や、

三十五日法要が一般的な地域などでは、

四十九日を待たず葬儀後約1ヶ月程度で

香典返しが贈られる例も見られます。

 

神道なら50日後。

神道では「香典」とはいわず、

「御玉串料」といいます。

神式は五十日祭が仏式における

四十九日に該当するため、

亡くなってから50日を目安にして

お礼の品を贈るのが基本です。

その後に御玉串料の返礼品を送ります。

 

キリスト教は1か月後が目安となります。

キリスト教には、

そもそも満中陰という考えが存在しません。

それでも故人に対して心を寄せてくれた

人たちへの感謝の品物を渡したいときには、

キリスト教の四十九日にあたる

30日前後に贈るといいとされています。

ただ、キリスト教は、

カトリックとプロテスタントでも

また少し違ってきますので

気を付けなければなりません。

カトリックは30日目に追悼ミサをおこないます。

追悼ミサがおこなわれてから1カ月以内。

プロテスタントは1か月後を

「召天記念日」としていますが、

その日から1カ月以内が目安となっています。

キリスト教ではもともと、

香典を贈る習慣がないので香典返しもありません。

ですが日本では香典といわずに

「お花料」「御ミサ料」などとして

香典にあたるものを遺族に渡すので、

香典返しにあたる返礼品を送るのが一般的です。

 

近年とりわけ増加傾向にあるのが、

葬儀当日に渡す「即日返し」です。

後日改めて郵送する手間が省ける点が、

今の時代に合ったスタイルといえるのでしょう。

即日返しの場合、

会葬返礼品と混同されがちですが、

会葬のお礼とお香典のお礼とは

あくまで別物であり、

これらの2種類のお礼の品がたまたま

同日に手渡されるということに過ぎませんので、

注意が必要です。

 

種類や相場

会葬返礼品の種類 【消えもの】が基本 

葬儀は悲しみの儀式であることから、

記念品のようになりかねない

「後に残る品」は一般的に

あまり好ましくないとされています。

不幸を流すという意味でも、

食品や日用消耗品といったいわゆる

「消えもの」を選びましょう。

葬儀に集まる方々の年齢層や

嗜好には幅があるという点からも、

消費すればなくなる消えものが適当と考えられます。

「軽くて持ち運びに楽で、

概ねどこの家庭でも使ってもらえそうな物」であれば

基本的には問題ありませんが、

昔からの定番品としては、

お茶や日持ちする菓子類などが挙げられます。

また、消えものといえるかは微妙ですが、

一定期間役立って長くは残らないタオルも、

その実用性と軽さから選ばれることが多い品です。

最近では、相手の好みを問わず実用性があり、

かつ軽量な品として、

商品券などの金券類が選ばれることもあるようです。

 

香典返しの種類 

会葬返礼品と同じで、

香典返しについても後に残らない

「消えもの」が基本です。

定番としてはお茶やコーヒー、海苔、

お菓子のような食品類、石鹸や洗剤、

タオルなどが挙げられます。

しかし、会葬返礼品よりも

値の張る品となるケースが大半で、

特に高額のお香典をいただいた場合には

香典返しにもそれなりの金額のものが求められます。

そのため、必然的に有名店や高級ブランドの

商品が選ばれがちですが、

同じお金をかけるなら

相手の気に入るものをという考えから、

近年ではカタログギフトも定番となっています。

 

会葬返礼品の相場 

弔問客・参列者の立場などに関係なく、

同一の品が一律で渡されますので

会葬返礼品の相場は500円~1,000円前後、

せいぜい2,000円までといったところです。

受け取る側に気を遣わせてしまうような

高額な品は避けた方が良いでしょう。

 

香典返しの相場 

香典返しの金額相場は

「いただいた金額の半額~3分の1」と言われています。

いただいたお香典の半額程度を目安とするのが主流です。

 

忌明けの挨拶状

香典返しの品物は、四十九日の忌明け後に

挨拶状を添えて送るのが一般的な習慣となっています。

この香典返しと忌明けの挨拶状には

葬儀などでお世話になった「感謝の気持ち」と

四十九日の法要を滞りなく終えることができたという

「報告」の2つの意味合いを兼ねていますので、

挨拶状は香典返しの品物と共に、

忌が明けたら出来るだけすぐに送るものと考えてください。

挨拶状は香典を頂いた方全てに送るものですので、

送る相手によって文面を変えるのが理想ですが、

実際はそこまで手が回らないのではないでしょうか。

全員に送る挨拶状は定型文を利用して

印刷したもので問題ありませんが、

特に親しい方には定型文とは別に、

手書きの挨拶状を添えてみてはいかがでしょうか。

 

挨拶状・お礼状のマナー

本来であれば、

奉書紙に毛筆で手書きがマナーですが、

現代ではパソコンで印刷するのが

当たり前になってきていますが、

注意する点は変りません。

 

・挨拶状は忌明けの報告も兼ねているため

「濃墨」をしようします。

 (地域によっては薄墨を使用する場合もあります。)

・縦書きで書きます

・句読点は使わない

・時候の挨拶は使用しない

・「拝啓」「敬具」などの頭語と結語は両方入れるか、両方とも入れないかのどちらかに統一する

・お礼状は一枚に収め、封筒は白無地を使用する

 

香典返しの「のし」について


弔事の贈り物には熨斗(のし)がない

「掛け紙」を掛けます。

右上の飾りが「熨斗(のし)」といい、

「熨斗(のし)」とは、あわびを薄く延ばした

「熨斗鮑(のしあわび)」のことで、

慶事の際贈り物に添える縁起物です。

そのため、弔事には使われません。

のしも印刷された紙を「のし紙」

水引だけが印刷された紙を「掛け紙」といいます。

 

香典返しは弔事ですので、

のしがない「掛け紙」を選びます。

香典返しは弔事ですので、

のしがない「掛け紙」を選びます。

仏式の葬儀では「蓮の花」が描かれた

掛け紙が一般的ですが、

他宗教では蓮の花がない掛け紙が適切です。

水引は、「黒白結び切り」 が一般的ですが、

関西地方や北陸地方など一部地域では

「黄白結び切り」の水引が使われることもあります。

 

結び切りとは、いわゆる「本結び」のことで、

一度結ぶと端を引っ張ってもほどけないことから

「二度と繰り返さない」という意味があり、

弔事以外にも繰り返すと良くない

婚礼やお見舞いなどにも使用されます。

 

また、結び切りと同じようにほどけにくい

「あわじ結び」が使われることもあります。

この結び方は端を引っ張ると

さらに強く結ばれる事から

「末永く付き合う」という意味もあり、

慶事、弔事のどちらでも使えます。

 

                             

 

表書き 

香典返しの場合、

表書きには「志」と書くのが一般的です。

関西〜西日本では「満中陰志」と

書く地域もあります。

その他にも「粗供養」や「偲び草」、

「茶の子」、「◯回忌」、「忌明志」など、

地域や宗教によって異なります。

 

宗旨や地域を問わないもの

水引 … 黒白の結び切り

表書き … 志

名前 … ○○家、喪家の姓、喪主のフルネーム

 

 

『仏式』 

掛け紙 … 蓮が描かれたもの、無地

水引 … 黒白、黄白の結び切り

表書き … 志、満中陰志(関西)

名前 … ○○家、喪家の姓、喪主のフルネーム

 

関西〜西日本や北陸地方では

「黄白の結び切り」の水引と表書きに

「満中陰志」を使う地域もあります。

 

神式、キリスト教 

水引 … 黒白、黄白の結び切り

表書き … 志、偲び草

名前 … ○○家、喪家の姓、喪主のフルネーム

 

 

香典返しに適した包装

包装のやり方には「内掛け(内のし)」と

「外掛け(外のし)」の2種類があります。

 

– 内掛け(内のし)-

品物の上に直接紙をかけ、その上から包装紙で包む

 

– 外掛け(外のし)-

包装紙の上から紙をかける

 

お祝い事ではない香典返しには

控えめに感じる

「内掛け(内のし)」がより適しています。

また最近は、配送中に紙が破れたり

汚れたりするのを避けるため、

内掛け(内のし)が選ばれることが多いようです。

しかし、

相手に直接会って手でお渡しをする場合は、

外掛け(外のし)を用いるのが主流です。

そのため、一般的には直接持参する場合は

「外掛け(外のし)」、配送する場合は

「内掛け(内のし)」というように

使い分けることが多いようです。

 

 

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